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アニメの『氷菓』を観て、原作の小説も気になっていませんか?
結論から言うと、原作も面白かったです!
部活動で一緒になった男女が日常の謎を解く…面白い設定で、青春ものとしても読みやすかったです😊
この記事では、司書歴15年の私が、前半はネタバレなしで、あらすじ・好きな登場人物・読みやすさをまとめました。
後半には、ボタンを押すと開くネタバレありの感想もあります。読み終わった人だけ開いてくださいね。
『氷菓』の作品情報
- 書名:氷菓(ひょうか)
- 著者:米澤穂信
- 出版社:KADOKAWA(角川文庫)
- 発売日:2001年10月31日
- ページ数:224ページ
- シリーズ:〈古典部〉シリーズの1作目(米澤穂信さんのデビュー作)
作者の米澤穂信さんは、〈小市民〉シリーズや、直木賞を受賞した『黒牢城』(感想はこちら)でも知られるミステリー作家です。
私は職場の大学図書館で借りて読みました📚
『氷菓』のあらすじ(ネタバレなし)
主人公の折木奉太郎は、何事にも積極的に関わらないことがモットーの高校生。
高校入学と同時に、お姉さんの命令で「古典部」に入部させられます。
そこで出会ったのが、好奇心いっぱいの女の子・千反田える。
彼女の一言で、奉太郎は、えるの伯父さんが関わったという33年前の事件の真相を推理することになります。
アニメを観てから原作を読んだ私の感想
私は、小説を読む前にアニメを観ていました。アニメもとっても面白かったです!
(正直に言うと、面白かったことしか覚えていなかったのですが…😂)
なので、原作はほとんど新しい気持ちで読めました。
アニメで好きになった人も、原作を楽しめると思います😊
いちばん好きな登場人物は千反田さん
いちばん好きなのは、千反田えるさんです!
「私、気になります」と好奇心を爆発させてくる美少女、、、そんなふうに言われたら、一緒に謎を解くのに付き合いたくなりますよね〜♪
『氷菓』は読みやすい?
ひとことで言うと、とっても読みやすいです!
理由は3つあります。
- 1つ1つの謎が短い:1章ごとに、その章の小さな謎が解決していくスタイルです
- 会話のテンポがいい:登場人物たちのテンポのいい会話が、読んでいて楽しいです
- 難しい言葉が少ない:「これはどういう意味だろう?」と考え込まなくてすみます
ミステリーをあまり読んだことがない人にも、すすめやすい1冊です👍
『氷菓』はこんな人におすすめ
- ライトな日常系ミステリーを読みたい人
- 個性豊かな登場人物が出てくる作品が好きな人
- アニメ版の『氷菓』を観て、原作が気になっている人
〈古典部〉シリーズの順番
『氷菓』は〈古典部〉シリーズの1作目です。
続きが気になる人のために、KADOKAWA公式サイトのシリーズ一覧の順番で並べておきますね📚
- 氷菓
- 愚者のエンドロール
- クドリャフカの順番
- 遠まわりする雛
- ふたりの距離の概算
- いまさら翼といわれても
アニメ(全22話)の最終話のタイトルは「遠まわりする雛」で、シリーズ4作目と同じです。
アニメの続きが気になる人は、5作目の『ふたりの距離の概算』から読むとよさそうです😊
私は、次の『愚者のエンドロール』から読んでいく予定です😊
まとめ|アニメ好きにもおすすめの、読みやすい日常の謎
『氷菓』は、千反田さんの「私、気になります」から謎解きが始まる、青春ミステリーです。
1章ごとに小さな謎が解決していくので、読みやすさはバツグンでした!
私は続きの『愚者のエンドロール』もぜひ読みたいと思っています📚
アニメで『氷菓』が好きになった人も、ぜひ原作を手に取ってみてくださいね😊
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⚠️ここから先はネタバレありです⚠️
物語の最後の場面と、タイトルの意味に触れます。まだ読んでいない人は、ここでストップしてくださいね!
ネタバレありの感想を読む(クリックで開きます)
【ネタバレあり】いちばん心に残った最後の場面
最後に、千反田えるさんの失踪中の伯父さんが文集『氷菓』に込めた思いを、主人公の折木くんが解き明かします。
それが分かったとき、千反田さんは、小さいころにこの文集について伯父さんと話した内容を思い出します。
幼いころの千反田さんは、弱いと声も上げられず、生きたまま死んでしまうことが怖くて泣いてしまったのでした。
氷菓とは言葉遊びで、アイスクリーム(I scream)の区切りをかえると、「私は叫ぶ」という意味になります。
建前上、学生代表に祭り上げられて、学校側から退学処分をくだされてしまった伯父さんからの悲痛な叫びが聞こえてくるようです。

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