
こんにちは!
忙しい毎日に追われて、なかなか寝つけない…。そんな夜、ありませんか?
ストレスやスマホの光で交感神経が活発になっていると、眠りに入りづらくなるもの。
でもそんな時こそ、心にやさしい癒しの本を開いてみてください。
今回は、眠る前にぴったりの「癒し本」5冊を厳選してご紹介します。
文章のリズムや内容がゆるやかで、読後には自然とまぶたが重くなるような本ばかりです。
癒し本を読むと、こんな効果が!
読書には、脳をリラックスさせる効果があるとされています。特に就寝前の読書は…
- ✔️ 自律神経を整える
- ✔️ ストレス軽減
- ✔️ スマホから離れる習慣に
- ✔️ 良質な睡眠導入に最適
気持ちが落ち着くことで、自然な眠気を誘ってくれます。
📚睡眠前におすすめの癒し本5選
①『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦(角川文庫)
“黒髪の乙女”に恋する大学生の、奇妙で幻想的な京都の一夜。
森見作品ならではのリズム感ある文章とユーモラスな世界観が特徴。
どこか懐かしく、やさしくて不思議。現実と夢の境界線が曖昧になっていく心地よさがあります。
📌癒しポイント
- やわらかな京都の描写
- ほのぼのとした恋心
- 音楽のような文体
布団の中でゆったり読むのにぴったりの一冊です。
②『ツバキ文具店』小川糸(幻冬舎文庫)
手紙の代筆屋・鳩子が紡ぐ、言葉と想いの物語。
鎌倉の町を舞台に、手紙を通して人と人がつながっていく温かいストーリー。
登場人物たちの静かな優しさに、心がじんわり温かくなります。
📌癒しポイント
- 言葉の温度感が美しい
- 鎌倉の情景が落ち着く
- ゆったりとした時間の流れ
お茶を片手に読みたい、ほっこり文芸作品です。
③『今日もていねいに。』松浦弥太郎(PHP文庫)
“暮らしの手帖”元編集長が語る、ていねいに生きるヒント。
1章ずつ短く完結しており、まさに寝る前に数ページずつ読むのに最適。
日常に潜む小さな幸せや丁寧な心がけに気づかされ、穏やかな気持ちになります。
📌癒しポイント
- 文章がとにかくやさしい
- 前向きな哲学が心地よい
- 睡眠前の瞑想代わりにも◎
「心の整理整頓」ができるようなエッセイです。
④『旅屋おかえり』原田マハ(集英社文庫)
ワケあり旅人“おかえり”が、代行の旅で人々の心を癒やしていく物語。
読んでいるだけで旅をしているような気持ちになる一冊。
人情と風景の美しさが絶妙に混ざり合い、優しい涙がこぼれるかもしれません。
📌癒しポイント
- 誰かのために旅をするという設定が新鮮
- 心の風景が広がる
- 余韻が深く、すっと眠れる
読後にはふわっとどこかに旅したような感覚が残ります。
⑤『やさしい猫』中島京子(中公文庫)
スリランカ人男性と日本人女性の家族の姿を描く、静かで力強い愛の物語。
難民や入管といった社会問題も含まれますが、根底にあるのは“やさしさ”と“つながり”。
ページをめくるごとに、人間の温もりを再発見できる作品です。
📌癒しポイント
- 丁寧な描写でじんわり泣ける
- 静かだけど芯がある
- 愛のかたちを見つめ直せる
「人を信じる気持ち」を思い出させてくれる1冊です。
就寝前に読むときのコツ3つ
癒し本を読むとき、よりリラックスできる工夫をしてみましょう!
- 照明はオレンジ系の間接照明に
- スマホをベッドの外に置く
- 本を読み終わったら、目を閉じて深呼吸
📖 読書後の静寂が、心をゆるめてくれます。
まとめ|読書でやさしい眠りを
忙しい毎日でも、たった10分でも、やさしい文章にふれる時間を持つことで、心が落ち着いていきます。
今回紹介した癒し本は、どれも寝る前にぴったりのスローテンポで心が整うものばかり。
📕 癒し本5選(再掲)
- 夜は短し歩けよ乙女|森見登美彦
- ツバキ文具店|小川糸
- 今日もていねいに。|松浦弥太郎
- 旅屋おかえり|原田マハ
- やさしい猫|中島京子
あなたのベッドサイドにも、そっと寄り添う1冊を。
おやすみ前の読書習慣で、心も体も深く癒される夜をお過ごしくださいね。
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