子どもと一緒に読める!親子で楽しむ絵本&児童文学7選
子育てをしていると、「子どもとどんな本を読んだらいいんだろう?」と迷うこと、ありませんか?
絵本はたくさんあるけれど、親子で一緒に楽しめるものって意外と難しい…
でも、せっかくなら「読んで楽しい」「一緒に笑える」「ちょっと考えさせられる」そんな時間を過ごしたいですよね。
今回は、私自身が母として、そして図書館司書としておすすめしたい
“親子で楽しめる絵本&児童文学”を7冊ご紹介します。
夜の読み聞かせや休日の読書タイムに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
①『せかいいちのねこ』ヒグチユウコ(白泉社)
対象年齢:4歳~大人まで
おすすめポイント:美しい絵と深いストーリーに、親も感動…!
ぬいぐるみのニャンコが「ほんとうの猫」になるために旅に出るお話。
色鉛筆で描かれた繊細な絵と、ちょっぴり切ない成長物語に、読む大人の方が泣いてしまうかもしれません。
親子で「本当に大切なもの」について話し合いたくなる1冊です。
②『ぐりとぐら』なかがわりえこ・やまわきゆりこ(福音館書店)
対象年齢:2歳~小学校低学年
おすすめポイント:定番だけどやっぱり外せない!
「ぐりぐらのカステラ食べた~い!」と子どもが言い出すほど、親子で楽しめる絵本の王道。
やさしいリズムの文と、ふたりの仲良しコンビのやりとりに、読むたびにほっこりします。
食べ物が登場する絵本は、読後の会話も弾みますよ✨
③『おしりたんてい』トロル(ポプラ社)
対象年齢:4歳~小学校低学年
おすすめポイント:ユーモア×ミステリーで親子一緒に笑える!
“顔が全部おしり”という衝撃のビジュアルに、大人は一瞬たじろぎますが(笑)、子どもには大ウケ!
でも意外に本格的な謎解きがあって、親もついつい夢中に。
読みながら一緒に「どこにかくれてるかな?」と探す楽しさもあります。
④『モチモチの木』斎藤隆介・滝平二郎(岩崎書店)
対象年齢:小学校低学年~
おすすめポイント:昔話風の名作。勇気ってなんだろう?
夜がこわくて一人でトイレに行けなかった豆太が、大好きなおじいさんのために勇気を出す物語。
切り絵のような力強い挿絵も印象的で、「強さ」や「思いやり」について親子で語り合える作品です。
⑤『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット(福音館書店)
対象年齢:小学校中学年~
おすすめポイント:読み聞かせにも、子どもの初めての“読破”にも
冒険心あふれるエルマーが、りゅうを助けに冒険するファンタジー。
テンポの良い文章と挿絵のおかげで、長めでも飽きずに読み進められます。
「次はどうなるの!?」と、親子でワクワクしながら読むのにぴったりの作品です。
⑥『こまったさんのレシピシリーズ』寺村輝夫・岡本颯子(あかね書房)
対象年齢:小学校低学年~
おすすめポイント:料理がテーマの楽しいストーリー♪
「こまったさんが作る◯◯」シリーズは、お料理をきっかけに次々と不思議な事件に巻き込まれるお話。
料理好きの子にもおすすめで、読み終わった後「一緒に作ってみたい!」と食育にもつながります。
⑦『だるまちゃんとてんぐちゃん』加古里子(福音館書店)
対象年齢:3歳~
おすすめポイント:シンプルなのに笑える&学びがある!
だるまちゃんが、てんぐちゃんの持っているものを欲しがるけど…という物語。
物を欲しがる気持ちや、工夫する力、親のサポートが描かれていて、自然と子育てのヒントにも。
加古里子さんならではの細かいイラストも親子でじっくり楽しめます。
まとめ|読書の時間が「親子の宝物」に
子どもと一緒に本を読む時間は、ただのお話の時間ではなく、
親子の会話が生まれたり、お互いの気持ちを共有できたりする大切なひとときです。
今回ご紹介した7冊は、どれも実際に多くの家庭や図書館でも親しまれているロングセラー。
「今日はどれにする?」そんな会話から、読書の楽しさが育っていくはずです🌿
絵本棚に1冊ずつ加えて、親子の時間をもっと豊かにしてみませんか?
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