“借りたけど読まなかった”経験、ありませんか?
図書館や書店で「面白そう!」と思って借りたのに、結局読まずに返してしまった…
そんな経験、ありませんか?
実は、図書館司書である私自身も、昔はそうでした。
本を選ぶのがうまくなったのは、たくさんの本とふれあい、「自分に合う選び方」を見つけてから。
今回は、そんな私が日々の業務で培った“本選びのコツ”を、読者の皆さんにお届けします。
📖この記事でわかること
・自分に合う本を見極める「3つの視点」
・読みたい本と出会うための探し方
・選書のプロ・司書が実践しているポイント
・自分に合う本を見極める「3つの視点」
・読みたい本と出会うための探し方
・選書のプロ・司書が実践しているポイント
その本、なぜ読まなかった?を振り返る
まず、「なぜその本を読まなかったのか?」を思い出してみましょう。
✖よくある読まなかった理由
・思っていたより難しかった
・最初の数ページで飽きた
・今の気分に合わなかった
・本のボリュームに気後れした
・思っていたより難しかった
・最初の数ページで飽きた
・今の気分に合わなかった
・本のボリュームに気後れした
どれもよくあることですが、これらを避けるためには「選ぶ時点で自分に合った本を見極めること」が大切です。
司書おすすめ!失敗しない本の選び方3つの視点
🟦 Step 1:視点①|“いまの自分”にフィットするテーマを選ぶ
「勉強になるから」と選んだ本より、「今の自分の悩みや気分に寄り添ってくれる本」の方が手が伸びやすいです。
たとえば、疲れているなら癒し系エッセイ、モヤモヤしているなら自己啓発や対話形式の本など。
「勉強になるから」と選んだ本より、「今の自分の悩みや気分に寄り添ってくれる本」の方が手が伸びやすいです。
たとえば、疲れているなら癒し系エッセイ、モヤモヤしているなら自己啓発や対話形式の本など。
🟦 Step 2:視点②|“読みやすさ”で選ぶ”
読みやすさは大事です。
短編集やエッセイ、会話が多い小説などはスラスラ読めます。
試し読みできる場合は、冒頭のリズムや文体が自分に合うかをチェック。
読みやすさは大事です。
短編集やエッセイ、会話が多い小説などはスラスラ読めます。
試し読みできる場合は、冒頭のリズムや文体が自分に合うかをチェック。
🟦 Step 3:視点③|“読みたい理由”を言葉にしてみる”]
「誰かが推してたから」ではなく、「こういう話を読みたい」「今このジャンルに興味がある」と言語化して選ぶと満足度が高まります。
「誰かが推してたから」ではなく、「こういう話を読みたい」「今このジャンルに興味がある」と言語化して選ぶと満足度が高まります。
“選びやすくなる”本との出会い方
選びやすくするには、そもそも“出会える本の候補”を増やすのもポイントです。
💡本との出会いを増やすヒント
・図書館の「展示コーナー」や「返却本コーナー」をチェック
・図書館の司書や書店員に「今読みやすい本ありますか?」と聞いてみる
・SNSやブログで他人の“読書の理由”を読む
・図書館の「展示コーナー」や「返却本コーナー」をチェック
・図書館の司書や書店員に「今読みやすい本ありますか?」と聞いてみる
・SNSやブログで他人の“読書の理由”を読む
“選ぶ前に悩みすぎない”ためにも、自然と目に入る場所にある本から選ぶのは意外と効果的です。
私が実践している「選書の小さなコツ」
最後に、私が普段から心がけている選書のコツを3つご紹介します。
- 1冊だけでなく、必ず「候補を3冊」持つ
- 「忙しくても読めるか」を想像してみる
- 借りる前に「今、これ読みたい?」と自問する

ひらぱ
「せっかく借りたんだから…」と気負うより、「楽しめそうな本」を選ぶのが読書を続けるコツです。
まとめ|読まない本を減らすには、“選び方”の見直しを
「本を読む時間がない」のではなく、「読もうと思えない本を選んでいる」だけかもしれません。
読みたい気分になる1冊と出会えたとき、読書はもっと自然で楽しいものになります。
あなたにぴったりの1冊が、次に手に取ったその本かもしれません。
“選ぶ目”を育てながら、読書の時間をもっと心地よくしていきましょう。
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