「本を読みたいのに、読む時間がない…」
育児・家事・仕事に追われる中で、自分の時間はいつも後回しになりがちですよね。
それでも、読書は“自分自身を取り戻す大切な時間”。
今回は、2児の母として、そして図書館司書としての視点から、忙しいママでも読書時間を確保できる5つの実践的な工夫をご紹介します。
1. 読書時間をタイミングで決める
毎日のルーティンの中に「読む時間」をあらかじめ決めておくと、習慣にしやすくなります。
- 昼食後の5分
- 寝かしつけのあとに10分だけ
- 朝のコーヒータイムに数ページ
「いつ読むか」が明確になると、行動に移しやすくなります。スケジュールに“読書”という予定を入れてしまうのもおすすめです。
2. スキマ時間を活用する
数分でも読める環境をつくることがポイントです。
- 洗濯の合間に
- 子どもが遊んでいる横で
- お風呂の待ち時間に
紙の本や電子書籍を常に近くに置いておけば、思い立ったときにすぐ読めます。バッグに小さな文庫本やKindleを入れておくだけでも、読書の機会が増えます。
3. スマホ時間を読書時間に置き換える
ついSNSやネットニュースを見てしまう時間を、読書に変えてみませんか?
- ホーム画面にKindleアプリを置く
- SNSアプリを2ページ目に移動
- 通知をオフにして気が散らない環境を作る
「なんとなくスマホ」から「目的のある読書」へ。最初は5分でも、本を開くことで気持ちが落ち着く時間に変わります。
4. 家族に「読書する時間」を共有してもらう
読書時間を「自分一人のわがまま」と思いがちですが、そうではありません。家族に“少しの間、本を読みたい”という気持ちを伝えて、理解・協力してもらうことも大切です。
- パートナーに「10分だけ見てて」とお願いしてみる
- 子どもに「ママも静かに読書するね」と伝える
- 読書タイムを「家族の静かな時間」として共有する
読書は自分の心を整える時間であり、それが結果的に子どもや家族への余裕にもつながります。伝えること・共有することを恐れず、堂々と「本を読む時間がほしい」と言ってみましょう。
5.「一気に読もうとしない」マインドで継続する
「一冊を一気に読まなければいけない」という思い込みは捨てましょう。
- 毎日1ページ読むだけでOK
- 途中で止めても罪悪感を持たない
- 読みたいところだけ拾い読み
読書は“積み上げ”であり、“楽しみ”です。完璧主義よりも、「ちょっと読んだ自分、えらい!」という気持ちでOKです。
読書を習慣にするための“心のハードル”を下げるコツ
読書が続かない原因の多くは、「読めなかった日=ダメな日」と思ってしまうことにあります。読書は義務ではありません。
- 読まなかった日があっても気にしない
- 読みかけのまま何冊あってもOK
- 「読む時間がなかった日も頑張ってる自分」を認める
“読まなきゃ”から“読みたいときにちょっと読む”へ、気持ちの持ち方を変えるだけで、読書は長く楽しく続けられます。
読書スタイルや媒体の選び方
育児中は「両手がふさがる」「ページがめくれない」など物理的な制限が多いです。自分に合う媒体やスタイルを選ぶことで、ストレスなく読書ができます。
- 片手で読める電子書籍リーダー(Kindle Paperwhiteなど)
- 自立式のブックスタンドを使って“ながら読書”
- 耳だけでOKなオーディオブック
そのときの状況や気分に合わせて、複数のスタイルを使い分けるのもおすすめです。
まとめ
育児も家事も手を抜けないママだからこそ、読書は“心の栄養”になります。
- 「読む時間を決める」ことで習慣化
- スキマ時間・耳の時間を活用する
- 完璧に読まなくてもいいと思える気持ち
毎日5分でも、ページをめくる時間があなたの心に余裕を生み出してくれると信じています。
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