図書館で借りられる!映像化された小説まとめ【映画・ドラマ原作本を読もう】
話題の映画やドラマ、実は原作が小説だった──ということ、よくありますよね。
でも「気になってたけど、買うほどでもないし…」「原作も読んでみたいけど時間がなくて…」と、後回しにしてしまっていませんか?
実は図書館には、映像化された小説の原作がたくさん所蔵されています!
この記事では、図書館でも借りやすく、映像化されて話題になった作品をジャンル別にご紹介します。映像と原作を比べながら読むのも、読書の楽しみのひとつですよね。
【1】感動のヒューマンドラマ原作
『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)
血のつながらない親たちに育てられた森宮優子の人生を描いた感動作。
永野芽郁さん主演で映画化され、原作のあたたかさにさらに注目が集まりました。
『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ(集英社)
高校生たちの微妙な関係性をリアルに描いた青春群像劇。
神木隆之介さん主演で映画化され、多層的な演出と原作のギャップも話題に。
【2】一気読み必至のミステリー原作
『マスカレード・ホテル』東野圭吾(集英社)
ホテルを舞台にした殺人事件に、警察官とホテルマンが挑むミステリー。
木村拓哉さん・長澤まさみさん主演でシリーズ映画化も。
『ミステリと言う勿れ』田村由美(小学館)
主人公・久能整が独自の視点で謎を解く新感覚ミステリー。
菅田将暉さん主演でドラマ化され話題に。原作は漫画ですが、ノベライズ版もあります。
【3】日常の中の深いテーマを描く
『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)
「誘拐された少女」と「加害者とされた青年」が再会し、静かに心を通わせていく物語。
広瀬すずさん、松坂桃李さん主演で映画化。映像と文字で伝わる空気感の違いも興味深いです。
『正欲』朝井リョウ(新潮社)
「普通」という枠に収まらない人々が、それぞれの「欲望」と「生きづらさ」と向き合う群像劇。
稲垣吾郎さん、磯村勇斗さん出演で映画化され、大きな反響を呼びました。
誰かと違うことを恐れる社会の中で、「自分らしく生きるとは何か?」を考えさせられる作品。
重いテーマを含みながらも、静かで強いメッセージが残ります。
【4】こどもと一緒に楽しめる作品
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』廣嶋玲子(偕成社)
ふしぎな駄菓子屋で起こる奇妙な出来事を描いた児童文学。
アニメ化もされており、小学生にも大人気。図書館にもシリーズで所蔵されています。
『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)
不登校の中学生たちが“鏡の城”で出会い、自分と向き合っていくファンタジー要素を含んだ青春小説。
劇場アニメ化され、感動のラストに涙した人も多数。
まとめ|原作を読むと映像がもっと面白くなる
映像化作品は「原作を読んだあとに映像を見る派」もいれば、「映像を観てから原作にハマる派」も。
図書館なら、気になった原作を気軽に借りて試すことができます。
読書が苦手な方でも、ストーリーを知っている作品なら読みやすさ◎
気になる原作を見つけたら、ぜひ図書館の蔵書検索を活用してください📖
「本はちょっと…」というお子さんにも、映像とセットで読書のきっかけにするのがおすすめです。
また、映像化作品は読みやすく親しみやすいので、「久しぶりに本を読んでみようかな」という方にもぴったり。
役者の演技や映像美に感動した後に、原作で細かな心情描写を味わうと、物語の解像度がぐんと上がります。
さらに、図書館なら無料で読めるのが最大の魅力!購入に迷っていた本も、気軽に手に取れます。
読書と映像、二つのメディアの魅力を行き来しながら、より深く作品を味わってみませんか?
お気に入りの1冊に出会えるよう、図書館でお待ちしています✨
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