図書館で働いていると、日々いろんな「小さな出来事」に出会います。
私は大学図書館で司書として働いていますが、毎日の業務の中には、思わず「あるある!」とうなずいてしまうこともあれば、「これは司書にならないと気づかないかも」と感じることもあります。
今回は、そんな図書館司書の日常から、共感必至の「あるある10選」をご紹介します。
読んでいただく中で、「なるほど、司書ってそんな仕事もしてるのね」と思っていただけたらうれしいです😊
📚 1. 「本って、いつ読んでるんですか?」とよく聞かれる
本を貸す側なのであって、読むのは基本プライベートです。
📚 2. 「○○ってどこにありますか?」で一緒に本を探すことに
館内の場所を案内するだけでなく、一緒に棚をまわったり、OPAC検索をサポートしたり…まるで宝探しのような感覚です。
📚 3. 「この本、戻す場所がわからなくなりました…」
返却カウンター以外にも、利用者さんが直接棚に戻すこともありますが、場所が分からなくなるのはあるある。背ラベルと分類番号を頼りに一緒に確認することも。
📚 4. 週明けは、なぜか返却ラッシュ
📚 5. 「貸出できますか?」の質問、実は奥が深い
「できますよ!」で終わることもありますが、禁帯出資料・教員用・卒論・雑誌…など、例外が多くて即答できないケースも多々あります。
📚 6. 学生アルバイトさんに助けられている
装備・返本・カウンター補助など、日々の業務の中で学生アルバイトさんの存在は本当に心強いです。こちらも学ぶことがたくさん。
📚 7. 汚損・破損本の対応で頭を悩ます
できる限り補修しますが、廃棄や弁償の判断に悩むことも。
📚 8. 「貸出延長できますか?」の声が増えるのは試験期間
長期貸出や延長手続きなど、学生さんの学習スタイルに合わせて柔軟な対応が求められます。
📚 9. 「司書さんに聞けば何とかなる」って思われがち
褒め言葉でもあるのですが、時には「印刷ができない」「Wi-Fiがつながらない」など、図書館外の相談も…できる範囲でお応えします!
📚 10. 図書館の「静けさ」には実は裏方の努力がある
館内の環境整備、掲示物の更新、機器の点検、騒音対応…
「静かな空間」は、実は日々の調整の積み重ねなんです。
まとめ|図書館司書の仕事は「見えない工夫」の宝庫
以上、大学図書館で働く私が感じている「司書あるある10選」でした。
図書館は静かで落ち着いた空間ですが、そこで働く私たち司書は、常に利用者さんのニーズを汲み取り、快適な環境づくりに奔走しています。
日々のちょっとしたやりとりにこそ、図書館の魅力と人のあたたかさが詰まっているように感じています。
図書館で「ありがとう」と声をかけてもらえるたびに、また明日もがんばろうと思えるのです📖𓂃𓈒𓂂𓏸
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